我が社の存在価値
昨日、お客様から、
「お前のところの見積もりは高いから、よそで買う。最近、相見積もりもとらずにお前のところから買っていたが、しばらく全部相見積もりを取る!」といわれた。
しかし、この物件は、図面を渡され、慣れないながらにいろいろ調べて、手間隙かけてやってきて、実際に納品してからも何か過不足があるかもしれないリスクも伴う物件。
今までの流れもあるし、お客様が忙しいからお目のところで全部段取りしろといわれて苦労してきた物件。
それが、最終的には値段ひとつで・・・。
我が社の存在価値って何?機械工具商の存在価値って何?って思ってしまう。ほんとにムカつくし、なんか寂しい。
昨日、一晩考えてみて、この答えにきっと、自社が今後、成長発展永続していくヒントがあるのだろう。
経営理念を作るにあたり、大きなヒントがあるだろうと考えた。
自分としてとりあえず考えたのは、
「製造業の成長発展とは、コストダウンを継続していくこと。もちろん基本は創意工夫、技術開発であるが、財務体質の改善も含む。」
「だから、創意工夫、技術開発のために貢献することも大事だが、財務体質、工具費の削減、軽減に対する貢献もしていかなければならない。」
「だから大切なのは、商材の知識のレベルアップとできるだけ安く販売できる経営戦略なり、財務体質、利益構造の改善が必要」
「価格に関しては、あくまでもできるだけ、会社は永続していかなければならないから、でもそのための努力をどれだけできるか?」
まずはこういう風に考えてみた。
来週、お客様にも相談してこよう。
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