擬似自己中心的行動
今朝たまたまテレビを見てたら、放送大学か何かで言っていた。
赤ちゃんの成長過程での考え方。
最初は「自己中心的行動」。その名の通り、自分を中心にした考え方。
同じ歳の子が泣いている。―――ほったらかし。
次に「擬似自己中心的行動」。
同じ歳の子が泣いている。―――なんとか、泣き止まそうとして、自分が泣いた時に泣き止むだろう、自分のお気に入りのお人形さんを持ってきて、その子にあげる。
その子は泣き止まない。自分だったら泣き止むのに、何故?
本当は、泣いている子の、お気に入りのお人形さんを持ってくれば泣き止むのだろうが、それがわからない。
泣いている子を泣き止まそうと、とても優しい考えによる行動ではあるが、ある意味自分中心的な考え方での行動。
これは、子供の例だが、我々大人でもこういうこと無いか?
よく「自分がされたらどう思うか考えて、相手にしてあげろ」などというが、大丈夫か?
「顧客満足」「顧客満足」と言っていても、自己中的な考え方において行動していないか?
お客様が満足するものと、自分が考えているお客様が満足するだろうものと、同じか?
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